現像型帯電量測定装置 KYS-001
測定

現像型帯電量測定装置 KYS-001

#トナー帯電量測定 #現像特性・背景特性・画像濃度特性測定
開発の経緯

開発の経緯

従来より帯電量測定装置は数多く市販されてはいましたが、いずれもが画像形成時のトナー帯電量とは異なるため、得られた画像(現像特性)とは相関が取れないというものでした。
そこで目指したのは現像時のトナー帯電量が測定できることで、その測定方法もできるだけ画像形成プロセス、条件に合わせることにしました。感光体に代わる絶縁性フィルムを用いた静電潜像を現像することで、現像時に流れる現像電流と現像されたフィルム上のトナー付着量よりその値を求める方法です。
測定の安定性・信頼性に関しても数回のテストを行い、安定した結果が得られることとともに日本画像学会の標準現像剤についても範囲内に収まっているという結果でした。
本方式は特に絶縁性フィルム上の潜像を用いるということが新規なことであり、特許を取得しました。